SOIL&”PIMP”SESSIONSが前作「BLACK TRACK」から2年ぶりとなるオリジナルアルバム『DAPPER』を引っさげて、全国ツアー「SOIL&”PIMP”SESSIONS TOUR 2018″DAPPER”」の初日を、6月8日に札幌cube gardenにて開催したので行ってきました。

2016年10月の元晴が脱退した後、2017年に新生SOILとして SAPPORO CITY JAZZ で札幌に来てくれるはずでしたが、丈青が直前に右手薬指を負傷し、SAPPORO CITY JAZZでの公演はピアノにサポートメンバーを迎えてでしたので、やっとこのツアーでフルメンバーでの公演を、札幌で観ることが出来ました。

ツアー初日の札幌はあいにくの雨模様ながらも、久々に北海道でSOILが観ることができるため私も含め、開演前からファンの熱気にあふれていました。

この日のライブはいつもの出囃子がアレンジされて、社長の「This is a journey into jazz ! 」とスピーカーから流れてきただけで会場のボルテージは一気にMAX!

メンバーが登場し、まずはアルバム収録曲「Method」から静かめなスタート、次にサポートの栗原健(Sax / MOUNTAIN MOCHA KILIMANJARO)が登場し社長のアジテートとともに二曲目の「Explorer」が始まれば大盛り上がり。途中おもむろに丈青が立ち上がったかと思えばショルキーを手にしキレッキレのソロプレイ。終盤、丈青が「お疲れっ」と言いながら立ち上がりセンターマイクへ、昨年怪我で来れなかったことをボソボソ(笑)と喋るも途中で社長が「要約すると、前回来れなくてゴメンね、オン・ピアノJOSEI!」とフォロー。

続く「Mature」では社長のクラベスと拡声器といったおなじみのパートも見れ、昔からのファンも大盛り上がり。

MCでは、タブゾンビがライブ直前に世間を騒がせたあのタレントをディスり会場は爆笑、ワル乗りし過ぎたタブさんを止める社長、しかし曲になるとタブさんは豹変、元さんが抜けてから演奏に鬼気迫る勢い。

でも何より鬼気迫っていたのはやはり丈青、今までは割とクールにピアノを弾いている印象だったのが、今回のライブでは顔の表情が目まぐるしく変わり、指も鍵盤にタッチする前からエアーでピアノを弾くくらいテンションが高かったように思えたし、演奏も鋭かった。

サックスの栗原さんを観るのは去年のSAPPORO CITY JAZZに続いて二度目、去年は元晴脱退の直後だったのに加え、丈青も不参加のSOILだったので、見ていてものすごく違和感があったし、やっぱりSOILの音楽には元さんじゃなきゃという思いがあったけど、今回のライブを観てそんな感情も完全とは言えないけど払拭されるくらい栗原さんのサックスプレイは素晴らしかった。もうSOILに正式加入しちゃえばいいのに笑

 

アルバム「DAPPER」に収録されている曲ではメンバーが楽器をRolandのサンプラーSP-404に持ち替えて演奏する一面もあったり、タブさんの物販コーナーでは社長の「お高いんでしょ?」の合いの手があったり、今までのSOILとは一味違う一面を今回のツアーで垣間見ることが出来ました。

ライブの終盤にタブさんが「初日を札幌でむかえられて幸せです『ぼかぁ、幸せだなぁ©加山雄三』と言ってましたが、こちらこそツアー初日を札幌で開催してくれてありがとうございます!

「Death Jazzじゃないのも良いでしょ?こう、ゆれる感じ?」

なんてMCで言ってたけど、今での縦ノリのSOILから「DAPPER」では横ノリで、ちょっと強めのお酒が欲しくなるような大人のノリ、汗だくになってライブを楽しむというより、メンバーの奏でる一音一音を楽しむ、そんな新生SOIL&”PIMP”SESSIONSをこれからも追いかけ続けようと思います。

でも、たまにはフロアの酸素が薄くなるような激しいDeath Jazzも聴きたいですけどね!