近年、SNS上で企業を名乗るなりすましによる詐欺被害が多発しています。
今回、私自身がTikTok上で「ZAMST公式」を名乗るアカウントから詐欺行為に遭いそうになったため、実際の流れと確認できた事実を共有します。
同じ手口に騙される方が出ないよう、注意喚起としてご覧ください。
経緯
TikTokにて「ZAMST公式」を名乗るアカウントからプロモーション依頼のDMが届きました。
「フォロワー数に応じて広告費を支払う。専用のサイトに登録してほしい」
と案内され、“ビデオクラウド株式会社” というサイトに銀行口座情報を登録するよう求められました。
こちらのURLは詐欺サイトと思って間違いないのでクリックする際は十分注意してください
詐欺の手口
やり取りの流れは以下の通りです。
- 「フォロワー数に応じた広告費を先に振り込む」と提示
- 指定サイトに銀行口座情報の入力を要求
- 「報酬が振り込まれたので、すぐに出金せよ」と催促
- 出金手続きで「口座番号に不備がある」と指摘され、報酬が凍結
- 「凍結解除には振り込まれた金額の50%を先に支払う必要がある」と要求
- 不審に思い調べた結果、相手がなりすましであると判明
- 最後には「名誉毀損で訴える」と脅迫
確認できた事実
調査を進めた結果、以下の点が確認できました。
- ZAMST本社に問い合わせ
→ LINEで「阿久津」と名乗る人物とやり取りしていたが、同社にそのような社員は存在しないと確認。 - 会社所在地の虚偽
→ 「東京都渋谷区渋谷2-12-15 日本薬学会長井記念館6階」に所在すると説明されたが、実際には同ビルにテナントは入っていない。 - 法人登録の不存在
→ 国税庁データベースに「ビデオクラウド株式会社」の登録は確認できない。 - 防災センターの電話番号についての虚偽回答
→ 日本薬学会長井記念館の防災センターの電話番号はネット上では公開されていません。直接記念館に電話をした所教えてもらえました。詐欺側に「番号を提示せよ」と求めたところ、不自然かつ矛盾した返答しか得られなかった。
これらの事実から、相手が完全に架空の会社・人物を利用した詐欺であることが判明しました。
この手口の特徴と危険性
- 実在する企業名を騙り、信用を得ようとする
- 「先に報酬を支払う」「振り込み済み」といった表現で焦らせる
- 「凍結」「解除料」といった理由をつけて追加送金を要求
- 最終的に「訴える」と脅迫し、被害者を萎縮させる
これらは典型的な「なりすまし広告詐欺」および「前払い金詐欺」の手口です。
被害を防ぐために
- 不審なDMや依頼があった場合、必ず公式サイト・公式SNSで確認する
- 見知らぬサイトに個人情報や銀行口座を入力しない
- 金銭を要求された場合は一切応じない
- 被害に遭った、もしくは疑わしい場合は 消費者ホットライン(188) または警察へ相談する
まとめ
今回私は被害に遭う前に不審点に気づき、調査によって詐欺であることを確認できました。
しかし、同じようなケースで実際に金銭を失ってしまう方が出る可能性は十分にあります。
このような**「実在企業を名乗るプロモーション詐欺」**は今後も増えると考えられます。
少しでも怪しいと感じたら、決して指示に従わず、冷静に調べて確認してください。
被害を未然に防ぐため、この記事をぜひご家族や友人にも共有してください。
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