2008年に公開になったMCU(Marvel Cinematic Univers)の幕開けとなる『アイアンマン』にはじまり、『インクレディブル・ハルク』(2008年)、『アイアンマン2』(2010年)、『マイティ・ソー』(2011年)、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)、『アベンジャーズ』(2012年)、『アイアンマン3』(2013年)、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年)、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)、『アントマン』(2015年)、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)、『ドクター・ストレンジ』(2016年)、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017年)、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017年)、『ブラックパンサー』(2018年)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 (2018年)、『アントマン&ワスプ』(2018年)、『キャプテン・マーベル』(2019年)と、全21作品の集大成となるのが、そう『アベンジャーズ/エンドゲーム』です!
2018年のインフィニティ・ウォーから一年、マーベルファンはこの日を待ちわびていました。
あらすじなんかは他のサイトが説明してくれてるので割愛させていただこうと思うんですが、このあとはネタバレ満載で感想などをつらつら書き殴っていこうと思うので、もしまだエンドゲームを観てない人がいたら回れ右してくださいね!
【ネタバレ満載】アベンジャーズ/エンドゲームの感想
まず、映画はホークアイが家族と弓の練習してるシーンから始まります。前作インフィニティ・ウォーにはホークアイとアントマンが出演しませんでしたが、アントマンはその後公開のアントマン&ワスプでサノスの指パッチンのときに何をしていたのかが描かれましたが、エンドゲームの冒頭は家族団らんのときに指パッチンに遭遇し、家族が消えてしまいます。いなくなった家族の名前を叫ぶホークアイ、からのおなじみマーベルのタイトルが流れますが、ここでアラン・シルベストリが手がけるいつものテーマ曲が流れるのかと思いきや聞こえてきたのはトラフィックというアーティストの「Dear Mr.Fantasy」
歌詞なんだけど、意訳すると、ディア・ファンタジー、ギター掻き鳴らし、歌い、この暗闇から俺らを助け出してくれ、ってとこかな?
そんな歌が流れる中トニーとネビュラは宇宙を漂流中、万策尽きる中閃光とともに登場するはキャプテンマーベル!はい、助かったー。
キャップがヒゲをきれいにT字カミソリで剃り落とす中、キャプテンマーベルに助けられたトニーとネビュラが無事地球に帰還、迎える人々の中にポッツいるじゃーん涙
変わるシーンではやっぱりキャップとトニーは対立中、てか点滴うけてるトニーガリッガリじゃん、大丈夫?
ほら言わんこっちゃない、倒れるじゃん。
そんでもってなんやかんやサノスの居場所突き止めて悠々自適生活送るサノスのもとへ船で向かう生き残りアベンジャーズ御一行様、そしたらさ、ソーがあっさりサノスの首落としちゃうわけさ、、、
え?って静まり返る劇場内に映し出される「五年後」の文字。
そうそう、このあと映る円形に並ぶ赤裸々トークメンバーの中に、監督のルッソ兄弟いるから必見ね。
そうしてニューヨークからサンフランシスコへシーンが変わり、なにやら保管庫らしき場所に見覚えのあるバン、コントローラーの上のネズミがスイッチ押して量子世界からご帰還アントマンって安易すぎー!!
アベンジャーズ本部でブラック・ウィドウとキャップ、ウィドウ髪伸びたね。
二人が会話する中本部にやってくるアントマン、彼曰く量子の世界なら時空を飛び越えることができるとか!
そうか、それで過去に戻りサノスが指パッチンする前にもどり、パッチンさせないようにして消えた地球の半分の人たちをもとに戻すわけね、ほうほう・・・というわけには行かないよ!?
そこは百戦錬磨のルッソ兄弟、そんな単純なプロットを見せつけてくる兄弟じゃなかったです。
時間を飛び越え、過去へ戻る方法を完璧なものにするため、トニーの元へキャップとウィドウとアントマン、でもこの五年でトニーにはポッツとの間に一女をもうけ幸せな家庭を築いていて、人類補完計画に乗る気じゃない。
ブルースの元へ訪れるとブルースはハルクと上手く融合してちょっとチャラくなってる。
トニーは相変わらず家族のために第二の人生を送ってるんだけど、ピーター・パーカーが指パッチンでいなくなったことを五年経った今でも後悔しているよう、だからこそトニーはその天才的なひらめきで時空を飛び越える方法を思いついちゃうんですね。
ブルース主導で行う時空旅行の実験が上手くいかない中、これ見よがしにアウディでアベンジャーズ本部へやってくるトニー・スターク。どうやらアベンジャーズの公用車はAudiのようです。
シビル・ウォーで仲違いしたトニーとキャップの仲はトニーの天才的な時空ジャンプのギミックにより雪解け。でも、映画だから突っ込んでもしょうがないんだけど、発明早すぎ~。
所変わってブルースとアライグマをヴァルキリーが迎えるは漁師街の新・アスガルド。ソーの元へ向かうとそこにはでっぷり太ったソーの姿。あぁ見えて、首をふっ飛ばしたけど状況がいい方向へ行かなかったことをソーは後悔してるんだね、酒に溺れて、腹が出て、失われた半分を取り戻す方法が見つかったと伝えても乗る気じゃないソー。そりゃソーだよね、アスガルドの民はパッチンじゃなくて普通に全滅させられたんだし。
雲を抜けて映し出されるはレインボーブリッジと東京タワー。光り輝く漢字のネオンに降りしきる雨の中、刀を交える男二人、真田広之とホークアイ。以前から真田広之がアベンジャーズに出演するという噂は流れていて、うすうす感づいてはいたけどやっぱり端役。ホークアイにあっさり殺されるし、ジェレミー・レナーは日本語のセリフ無理やり喋らされるし。。。
東京まで迎えに行ったブラック・ウィドウ、これで散り散りアベンジャーズはひとまず元通り、ここまで一時間、全体の三分の一。
とりあえず、過去へ戻る方法はわかったアベンジャーズ、問題は”いつに戻るか”
チームが3つに別れ、6つのストーンを効率よく手にいられる過去へ向かうとまず映し出されたのは懐かしい一作目の「アベンジャーズ」の舞台
もうファンは懐かしさで一杯ですよ!
あのとき襲われたのはニューヨーク、ブルースはサンクタムを訪れエンシェント・ワンと会うんですね、エンシェント・ワンはどうやら未来が見えていた模様。
一方2013年のアスガルドへ訪れたアライグマとソー、ホークアイ、ブラック・ウィドウ、ローディにネビュラの4人は2014年の惑星モラグ。
さすがルッソ兄弟ですよね、ただ過去へ行くだけではなく、それぞれが違う過去へ行き、効率よくストーンを手に入れる、素人にはそんなストーリー思いつきもしませんでした。
だからこそ可能になった、まるで同窓会のような今作、過去作で死亡してしまったエンシェント・ワンやフリッガにロキ、さらにエレベータの中に密集するヒドラの面々の中に乗り込むキャップのシーン、もしかしてまたエレベータで大乱闘スマッシュブラザーズ?って思ったら「ヒドラ万歳」の一言でなんなくロキの杖を手に入れる。
アベンジャーズの面々はお話の中で過去に戻ってるけど、観ている我々も頭の中で過去に戻させてくれて、ありがとうルッソ兄弟!
ロバート・レッドフォード扮するアレクサンダー・フリッガもちょい役で再登板する中、ロキとともに消える四次元キューブ、これって噂のロキのドラマにつながるのかな?でもトム・ヒドルストンって007でダニエル・クレイグが降りた後のボンド役って聞いてたけど、ドラマやるの??
一応杖は奪うことに成功したキャップ2019、そこへ登場したのはキャップ2012、2012は2019がロキが変装したんだと思い奪われた杖を取り戻そうとするんですね、まさかキャップ同士が戦うなんて誰が想像できたでしょう!
「バッキーは生きている」の言葉で一瞬ひるんだ2012キャップをなんとか気絶させ難を逃れる2019なのでした。
そのころハルクから出されたブルースとエンシェント・ワン、エンシェント・ワンは時空を変えるなど言語道断と言い、ブルースは石は消えた半分の人たちを戻したらちゃんとまたもとに戻すから過去は変えないもんね~って。
エンシェント・ワンはどうやらまだ出会う前のストレンジの存在は知っていたけど、自分が死んだ後のストレンジが行った1400万605分の1の選択まではわからなかったのでしょうね、ブルースに説得されタイムストーンをブルースに渡すのでありました。
ここまででやっと半分。
パート2に続く・・・
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