これぞアクション映画「ジョン・ウィック:パラベラム」

映画
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ネタバレ有りと言っても・・・

言わずとしれたジョン・ウィックシリーズ第3弾です。

1作めではイッヌが殺されてブチギレてロシアンマフィアを、2作目ではイッエ(家)を爆破されてイタリアンマフィアをぶち殺し、しかしその際ご法度のコンチネンタル・ホテル内での不殺の掟を破り、裏社会全体から追われる身になったのが3作目「ジョン・ウィック:パラベラム」

1作めが2014年の公開なんで、5年ぶりです。

1作めを観たときはそれはもう度肝を抜かれたんです。銃とCQC(Close Quarters Conbat)つまり近接格闘を組み合わせた今までにないスタイリッシュなアクションシーン、大ヒットゲーム「メタルギア」シリーズをプレイしたことの有る人ならおなじみのCQCが画面いっぱいに繰り広げられるんですよ。そして実銃訓練の成果が存分に生かされている銃さばき、特にマガジンチェンジの速さが抜群!

何が言いたいかというと最高だってことなんですが、一応時系列としてはすごく直近のことを描いてはいると思うんです、でも3作目撮影してたのって多分2018年、キアヌ53歳ですよ。1作めに比べるとヒゲでごまかしてる感あるけどちょっと顎の下のお肉が・・・笑

キアヌはオフんときすぐ油断しちゃうんですよねぇ、でもその辺が愛される要因の一つでも有ると思うですが。

で、気になる内容なんですが、バラされて困るようなストーリーじゃないんですよね。

とにかく悪い奴らをバッタバッタとなぎ倒していく映画なんで、言ってしまえばストーリーなんてこの映画にはほぼ必要なし笑

でも一応ネタバレ注意ってことで話を進めさせていただきますね。

 

バトル開始!

最初の殺し屋との対戦は図書館。でっけー殺し屋との戦いです。

図書館の本棚の間でナイフvs本の戦い。

イイ!

ナイフを取り出した殺し屋に対し、ジョンは本を手にして応戦するんですが、高身長かつ高防御から防戦一方。いきなり右肩刺されちゃいます。でもなんとか手にした本でタコ殴り、最後は本を立て、相手の首を置き一発ぶん殴って首をへし折って1KILL目。

始まって5分でこれw

もうここから止まりません。

次はジョンへの暗殺命令が通達されたためそこら辺の暗殺者と武器店での戦い。

迫りくる殺し屋たちを気にしながらアンティークのリボルバーに弾をこめるもサイズが合わず、急いで銃を分解して合うシリンダーに付け替えて、ギリギリ組み立て終えて一発弾をこめて入ってきた殺し屋をヘッドショットで2KILL目。あとはショーケースのナイフやらダガーを投げつけ投げつけ、いったい一人に何本刺さってんだって具合に一気に5人殺して7KILL。でもね、6人目殺すときにね、ある場所ぶっ刺して殺すんだけど、見てて痛いよ。

更に逃げるジョンが逃げ込んだのは馬の厩舎。追手を馬の後ろに立たせてジョンが馬のお尻をパチンとするとお馬さんキックが殺し屋の頭に炸裂で2人、更に首にひもを巻き付けて馬で引っ張ってもう一人。

馬に乗って逃げるジョンの後ろからバイクに乗った殺し屋二人、You Tubeでメイキングを観たときからワクワクしてた人馬一体アクションシーンですが意外とあっさり終わって2人の頭を銃で撃ち抜いて終わり。開始20分で12人殺してます。

このあとある人物に会うんですが、ここでジョンの出生に関わる情報が明らかに。前作もそうだったんだけど、色んな人物をちょっと出し過ぎだと思うんですよ。1作めはシンプルにキアヌがロシアンマフィアと戦う構図だけだったのが、2作目ちょっと風呂敷広げすぎたと思うんですよね。そこへ来て3作目、とうとうジョンは国外へ。シリーズを重ねるごとにスケールを大きくしないといけないのはわかるんですが、それがシンプルだからこその良さを削いでしまっている気がしてちょっと残念です。追われる立場となったジョンが地位を取り戻すためにモロッコ行くんだけど、そのモロッココンチネンタルのオーナーがハリー・ベリー演ずるソフィア、どうやらジョンとは昔なにかあったらしいんだけど、ストーリーがより複雑に。ソフィアはシェパードかな?2匹飼ってるんだけど、この犬とCQCが斬新で凄い面白かった。まぁジョンもソフィアもプロの殺し屋だろうからそんな心配必要ないんだけど、敵に噛み付いている犬を間違えて撃っちまうんじゃねぇかってハラハラした笑

とりあえず二人でいっぱい殺すもんだからよくわからなかったけど、数え間違えてなければジョン一人で35人殺してます。

で、ジョンがモロッコ行ってる間に裁定人が寿司食いに行くんだけど、出ましたハリウッドお得意ののジャパン描写。寿司屋の名前が「平家」

へいけ?ひらや?たいらや?

聞こえてくる店内BGMはきゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」

「アリガトーゴジャイマシタァ」

「ワッキャナイヘルプユウー」

変な日本語を話す寿司屋の大将。

なんで日本人キャスティングできないかなぁ。真田広之とかいるじゃん、ジャパンアクションクラブ出身だよ?アクションできると思うよ?ハゲNGなの?

大将調べたら日系の俳優さんなんだけど、大将が日系の俳優使ってても、部下がさ、The Raidですんげー強い敵演じてたヤヤン・ルヒアン(左)とセセプ・アリフ・ラーマン(右)

 

多国籍にもほどがある。しかもカランビットナイフ使ってるし。

エンドロールをよーく観てたらSHINOBIS(忍’s?)って出てたから、寿司屋の一味は忍びの者だとは思うんだけど全然忍んでないの。できればもっと薄っぺらい顔のアジア人キャスティングしてほしいなぁ。まぁ、そこまで活躍できる日本人が少ないってことの裏返しなのかもしれないけど。

んで、結局ジョンがモロッコでして来たことといえば、ある”モノ”との決別。これってね、もう決別したってことはよ、ジョンにはもう捨てるものがなくなったってことなんだろうか。そうなれば映画のラストシーンで言い放った「Yeahaaa」はこの先ただただ怒りだけでつっ走る殺人マシンになってしまっちゃうのでは・・・

そんなこんなでニューヨークに戻ったジョンはコンチネンタルに戻り、裁定人の送り込んだ刺客とドンパチ繰り広げるんだけど、刺客の防弾性能が高いのなんのって、序盤撃っても撃っても倒れないから正直何人殺したかよくわかんない。強力な武器に持ち替えてヘッドショットしまくり、駅で3人バイクで6人倒したのと合わせるとたぶん38人。シノビーズを更に2人倒してヤヤンとセセプとの死闘。この2人との死闘がたまらない!とにかく強い、そして倒れたジョンに手を差し伸べる優しさ、強い者同士にこそわかるキチンと戦って相手を倒すことが倒す相手への礼儀。

そしてジョンの大ファンである寿司屋の大将が今作のラスボス。てか、さっきの2人より弱くない?

そんなこんなでラスボスを倒してジョンが今作で殺した敵の数はカウントミスが無ければ「88人」末広がりです。

あれ、感想ってより殺した人数のカウントになっちゃった笑

みなさんも良ければ劇場へ足を運んで、この殺戮を大画面で御覧ください!

 
 

ちなみに

パラベラムって「戦いに備えよ」っていう意味らしいです。

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