ヤバイ、どうしよう、何をどう書いて良いかわからない笑
観終わってまだ数時間なので、興奮冷めやらない状態で記事書いてるんですが、ネタバレをせず、作品の感想を書くのがこれほど難しい作品は久々です。
なにせ、感想=ネタバレになってしまうので、この映画の核の部分に触れず、できるだけ面白さが伝わるよう書いていこうと思うので、お付き合いお願いします。
2018年に劇場で観た作品の中で、ネタバレ厳禁な作品だなぁと思ったのが「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」でしたが、アベンジャーズは次へつながる重要な演出がネタバレ厳禁だったのに対し、カメ止めはおそらく続編は作られないので、いや、作れません絶対に笑
まず、簡単にストーリーを説明したいんですが、出来ません!
唯一、世間で口にしているのをここでも使わせてもらいますが「37分ワンカット」
これがこの作品の見どころであって見どころではないと言わせていただきます。
とにかくね、冒頭にこのワンカットのゾンビ作品を見せられるわけですよ、そしてこのゾンビ作品がB級?ひょっとしたらC級くらいの出来なんですね。
正直、周りには寝てる人もいました笑
21時20分という上映開始時間、さらに日曜日という条件もあってか、疲れている、または飲んでいる、という方もいらっしゃったのかもしれませんが、ウトウトしていたり、トイレに立ち上がったり、そんな方々も最後には声を大にして笑っていました。
そんな姿を見て「え、そこ観てなくても笑えるの?」って思いました。
シアターキノ
狸小路6丁目の一番奥、その一角のビルの2Fにある映画館は市民が出資しオープンした。シネコンなどではなかなか上映されない良質な単館系作品を観れる貴重なシアターです。
そんなシアターキノの、悪く言えば「小さなスクリーン」でこの作品を視聴しましたが、これが正解だと思いました。
キノの小さなシアターはお盆明けの日曜の遅い時間とは言え満員でした。
それが功を奏したのか、観客の笑った振動が自席に伝わり一体感が生まれ、この作品を楽しめる要素になったのは、シネコンの大きなスクリーンではなく、単館系の小さなスクリーンのおかげではないのかと。
できれば、この作品は大勢の観客の笑い声に包まれながら観ることを強くおすすめします。
ハリウッド映画のいかにも狙いました的な笑いではなく、日本人が大好きそうな「あぁそれね笑」という面白さ、これに尽きると思うんです。
そして、周りと同調することを美徳としがちな日本人基質、そんなもん捨てて、純粋にこの作品の面白さを楽しんでいただきたい、と切に願うわけですよ。
ちょっとでも面白いなって思った瞬間に笑ったもん勝ちですよ、皆さん。
無名が光明
低予算のおかげかキャストはメジャーではない人たちばかりで、初見の人たちばかりでした。
主役?の女性はジェネリックこじるりみたいな女の子、ずっとホットパンツです。
そして華奢な男ゾンビね、よくいそう。
この二人が冒頭のゾンビ作品のツートップです。
もうとにかく知っているキャストが失礼ながらいないわけですよ、冒頭ワンカットの作品を見せられる訳ですが、こういうミニシアター系を好んで見る人以外知る由もないキャストがワンカットでゾンビ作品を、、、そりゃつまらないですよ笑
でもこの作品の最大の良さはこの前半部分にあって、このグダグダな前半部分は、後半への布石になっているので、疲れていても、眠たくても、ぜひ前半部分から気合入れてこの作品と向き合っていただきたいのです。
そうしてワンカットのゾンビ作品をしっかりと観たところから・・・
やっぱりこの続きは劇場でとしか笑
もちろん、万人受けするとは思いません。
この類の作品を観終わって毛嫌いする方もいるでしょう。
ただ、単館系があまり得意ではない私にとって、あまりに衝撃的過ぎて、映画の可能性をさらに広く見せてくれた作品だったのは間違いないんです。
ワンカットワンカットが見逃してはもったいない。
唯一視聴前にできることといえば極上のエンタテインメントを見逃さないという心構え。
情報収集なんて無意味。
「カメラを止めるな!」という作品の持つエネルギーを是非みさんにも味わってもらいたい。
そんな思いでこのブログを書きましたが、皆さん観に行きたくなりました?
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